「まち」が持つ“つなぐちから”

ダンス公演を主とした劇場・神楽坂セッションハウスが35周年を迎え、記念として「35周年フェスティバル ―記憶と未来―」が2026年9月19日〜27日に開催されました。

その一環の「記憶と記録を抱えて未来へ」展では、セッションハウスのダンスカンパニー、マドモアゼル・シネマが「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」で伝統芸能と共演した様子が写真展示されました。

9月20日のトークライブ「「まち」が持つ“つなぐちから”」では、セッションハウス代表の伊藤直子さん、粋まち代表の日置圭子さんと共に、古典空間代表の小野木豊昭が参加。過去の映像を観ながら振り返りました。

「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」では、他では実現が難しいコンテンポラリー・ダンスと伝統芸能とのコラボレーションを展開し、新しい表現に挑んできました。邦楽囃子、あるいは十七弦や尺八などのリズムや音色に呼応し、即興で踊る。義太夫節が語る物語と共に、ときにダイナミックに、ときに静かに動く……。

特に「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2026」では美木マサオさんの演出により、さらに神楽坂と一体になる空間を作り上げました。

神楽坂には花柳界があり、伝統芸能が息づきながらも、パリの雰囲気も合わせ持ち、新しい文化を発信する稀有なまちです。「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」は神楽坂の皆さまの協力によって、まち全体が舞台となっています。そして「まち舞台」との出会いを通して 、神楽坂との関わりをより深めたセッションハウス。

今回のトークで、神楽坂との伝統芸能の価値を改めて確認することができました。