演劇・舞踊

演劇・舞踊について

能楽(能・狂言)、人形浄瑠璃・文楽、歌舞伎、日本舞踊など、各ジャンルを特徴づける表現の型・方法・約束事などを持つ(様式性)伝統的な身体表現が日本には数多く存在します。舞台の構造、演技術、用いる音楽などは、創始者・大成者のオリジナリティや、地域性、たどって来た経緯などに大きく左右されてまったく異なったものです。しかしながらお互いに影響し合ってきた歴史があり、比較してみると共通のテーマや演目が多いことも興味深い注目点です。また、ジャンル毎に独自の考え方や習慣などが確立されており、基本的に専業プロフェッショナルの演者が牽引しているジャンルと言えましょう。また琉球舞踊は、沖縄という文化圏の中で、独自の歴史と共に今に展開しています。

ジャンルにもよりますが、活動の場を舞台に限っている演者は僅少で、多くは指導にも幅広く携わっています。全国にアマチュア愛好者が数多く存在する背景です。また各地に波及して郷土芸能として根付き、地域のアイデンティティとなっているジャンルもめずらしくありません。

日本舞踊家集団 弧の会

創作舞踊『御柱祭(おんばしら)

 能×オーケストラ『鉢木(はちのき)

カナガワ リ・古典プロジェクト

2014/紅葉ヶ丘

(2014年1月、神奈川県立音楽堂)

人形芝居『紺屋高尾』

八王子車人形×端唄×講談

2019年2月、徳島県あわぎんホール)