音楽

音楽について

一般的に「邦楽」「日本の伝統音楽」などと言われ、三味線、箏、琵琶、胡弓、尺八、笛、鼓、太鼓などの伝統楽器が主体的に演奏する音楽、または「うた」や「芝居」「舞・踊り」などの伴奏音楽を指します。アマチュアによる稽古人口が多いことも特徴で、ジャンルや演奏家毎に異なりますが、プロフェッショナルは演奏活動と教授活動が存立の基盤です(プロフェッショナルを目指す「弟子」への稽古は教授活動とは捉えません)。また宮廷音楽、神道・仏教などと結びついた雅楽(舞楽も含む)も、もちろんこの音楽ジャンルです。

社会の、また人が生きるあらゆる局面に、自然かつ当然の如く存在するものが音楽です。日本という独自の風土ゆえに生まれた音楽が、社会や人々の平安を保ち、また気運を創ってきました。その音色や表現こそ日本文化へのアイデンティティ(心の居場所)に他なりません。

「船橋音楽王国」(2018年3月、船橋市民文化ホール他)