伝統芸能について
- 日本の風土の中で生まれ、〈先人から受け継ぎ、未来へ伝える〉価値を有する芸能
- 過去に生まれるも、時代を超えて「共感」を得られる…つまり同時代性を有する芸能
※過去=明治時代以前を目安にしますが、時代を超えて継承される芸能を広く「伝統芸能」と捉えています。 - いかなる背景を持つ人々でも、日本の風土に対するアイデンティティを体感できる芸能
…だからこそ、伝統芸能には「楽しい・面白い・カッコイイ」要素を数多く見出すことができると考えています。
…前進は常に課題ですが、足元や過去を見据えつつ前進することは不可欠と考えています。 下方・ 後方の蓄積こそ未来への大きなエネルギーとなるのではないでしょ うか。伝統芸能は、 足元と過去の価値を実に興味深く発信しているのです!
「伝統芸能」には様々なジャンルがあります。
各ジャンル・各芸能ごとに、成立過程/構造や価値観/現代における立ち位置/伝承方法など、まったく異なる“顔”を持つため、「伝統芸能」という名の下に、決してひと括りにすることはできません。
各ジャンル・各芸能ごとに、ある程度の専門知識とアクセス方法を積み上げた上で、丁寧に向き合うことが大切であると考えています。