公文協セミナー報告「伝統芸能の企画・制作…今改めてその第一歩」

先日の2月5日〜7日に(公社)全国公立文化施設協会による

『全国劇場 ・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会2020』が開催されました。

5日には小野木がモデレーターとなり、「伝統芸能の企画・制作…今改めてその第一歩」 と

題したセミナーを担当させて頂きました。

伝統芸能の事業に取り組みたいと思いつつも、具体的にどうやって実施すればよいのか?・・・

そんな悩みの解決に向けた“ヒント”になれるよう、講師をお招きし

成果事例を交えてアプローチの経緯と方法論を熱くお話しいただきました。

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講師

◆伝統芸能専門館ではない一般の公共ホールにおける実践事例

(公財)かすがい市民文化財団 事業推進グループ・プロデューサー 小松淳子氏

◆次世代への普及、そのモデルケース

(公財)新潟市芸術文化振興財団(りゅーとぴあ)事業企画部 音楽企画課・課長代理 中尾友彰氏

◆公共事業による郷土芸能の支援の在り方

東京音楽大学・准教授 福田裕美氏

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伝統芸能を「文化事業」として展開していく必要性を改めて考察し、

以下の3点をポイントに参加者の皆さんと共に考えていきました。

①事業展開の第一歩➡伝統芸能の整理

②なぜ伝統芸能との取り組みが求められるのか

③取り組みへの姿勢と具体的な方法

 

2018年には、(公社)全国公立文化施設協会から

『劇場・音楽堂等 伝統芸能事業 企画・制作ハンドブック』が刊行されております。

このような実践書を上手く活用し、伝統芸能に取り組んで頂けることを切望しております。

ご不明な点などありましたら、何なりとお尋ね下さい。