『Re.あわ文化(第76回 夏期阿波人形浄瑠璃大会)』

7月23日(土)、24日(日)の両日、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で、『Re.あわ文化 (第76回 夏期阿波人形浄瑠璃大会)』が開催されました。

 

徳島が誇る人形浄瑠璃…そのフェスティバルとして県内の人形座・太夫部屋が一同に会し、日頃の研鑽を披露する二日間ですが、そのゲストとしてギタリスト・渥美幸裕さんをお招きいただきました。

渥美さんは演奏家の立場から日本の伝統音楽を深く研究し、その魅力を西洋楽器であるギターを通して、次世代そして世界に伝えている方です。

そんな渥美さんと地元の三味線奏者・鶴澤友輔さんによる『寿式三番叟』「鈴の段」スペシャルコラボレーションが圧巻でした。

ご覧になった人形遣いの方々より、「この演奏で三番叟の人形を遣ってみたい!」と言う声も聞かれました。

能楽や歌舞伎と並んで日本を代表する伝統芸能である〈人形浄瑠璃〉、そして今や“全国区”となっている〈阿波踊り〉…これらが郷土芸能…徳島はそんな地域なのです。

だからこそ地元の方々に、そのような一言をいただけたことは嬉しい限りです。

 

今回はゲストコーナーのコーディネートをご依頼いただきましたが、第七波による感染者数急拡大を受けて、直前まで様々な調整事項がありました。

何とか乗り切ることができて安堵しています。