『ハロウィン講談』…今年の会場は、
スタジオには、 近隣の方々を中心に大勢の皆さまがお運び下さいました。
怪談と言えばお馴染みの講談師・神田山緑さんと、山緑さんと妹弟子… 新人講談師・神田しおんさんによる、「 ホラーと怪談の本質的相違点とは?」「講談とは?」 などのお話のあと、しおんさんが三代将軍家光の幼年期を描いた「 わんぱく竹千代」の一席、続いて山緑さんが『四谷怪談』より「 伊東快甫の最期」の一席をお届けしました。 照明や音響効果などの演出をふんだんに用いた高座は、 怪談の背景にある“教訓”を見事に伝えていました。
休憩なし60分という短時間でしたが実に中身の濃い内容… コロナ禍冷めやらぬ今、 ハロウィンで無意味に浮かれる街に小さな一石となれば… 小粒でも丁寧にメッセージを伝え続ける事の大切さを思う一日でし た。