11/6(日)、 今年9月末にオープンした秋田県の秋田芸術劇場ミルハス・中ホールにて、
コノカイズム公演が実施されました。
今回は、久しぶりに日本舞踊ワークショップ「弧の会と踊ろう!」 も行い、
小学生から高校生の子どもたち9名が、弧の会メンバーによるお稽古に励みました。
2時間ほどの短いお稽古でしたが、翌日の本番ではしっかりと「 さくらさくら」を踊って見せてくれました。
また、9名の中には舞踊の経験者もおり、良きお手本として初心者をしっかりと引っ張ってくれました。 特に、 低学年の子どもたちが練習中に何度も高校生のお兄さんやお姉さん を見て踊る姿は、とても印象に残っています。
「さくらさくら」の後は、いよいよ弧の会による演目「若獅子」 が始まりました。
開館の御祝いとしてピッタリな三番叟物で、 初めて弧の会をご覧いただくお客様の心を一気に掴みました。
そして、次の演目「酒餅合戦」では客席へ紅白餅を撒くサプライズがあり、 御祝い気分をさらに盛り上げました。餅は、地元の和菓子屋「川口屋」さんの秋田県産”あきたこまち”を使用した
「つるのこ餅」をご用意いただきました。
最後は、弧の会の代表演目「御柱祭」でフィナーレを飾り、 客席から盛大な拍手が上がりました。
秋田県で初めてのコノカイズム公演でしたが、 帰り際にスタッフへお客様の方から
「本当に格好良かった」「見に来てよかった」「是非また見たい」 と感想をいただきました。
日本舞踊の普及と新たな創造を目指す弧の会の工夫と熱意が伝わったのなら何よりです。
公演の実現に向けて、 オープン事業の忙しい時期にご尽力いただきましたミルハスの皆さ んに
改めて感謝しています。
久保記