音楽とアートのお花見会 楽市楽座 其の参「お花見ステージ」

3月25(土) ・26日 (日)の2日間、(公財)富山市民文化事業団と富山市が主催するイベント「音楽とアートのお花見会 楽市楽座 其の参」が富山駅北口前のオーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)にて、今年で3回目の開催を迎えました。昨年に続きホワイエでは、さまざまなジャンルのアーティストが次々に登場する「お花見ステージ」が行われ、世代や障がいの有無を超えてあらゆる方々が集まった、まさにノーマライゼーションな空間でした。
 

25日(土)は、丸一仙翁社中より親方(丸一仙翁さん)と丸一花仙さんが出演。
大道芸でお馴染みの傘回し(傘の曲)から始まり、ジャグリングのような撥の曲や鞠や土瓶を使った実演が続き、最後は水と紙吹雪が舞い散る「水雲井の曲」でフィナーレを飾りました。
傘の曲では、玉を投げてくれる方を客席から募りパフォーマンスに協力いただく等、コロナ禍でしばらく見られなかったお客様とのコミュニケーションも実現しました。

そして、26日(日)には津軽三味線ユニット・輝&輝が出演。
1日2回のパフォーマンスでしたが、出演ごとに衣裳と演奏内容を変えて臨んでくださいました。
春らしいオリジナル曲からジブリなどのカバー曲や、ノリが良くアドリブ演奏が光る「津軽じょんがら節」まで、さまざまなテイストの楽曲が披露されました。ステージセットと絵になる二人の演奏姿に、たくさんの方が口々に「カッコいい」と聞き惚れ、カメラを構えていたのが印象に残っています。
 

大きな目的がなくても何だか足を運んでみたくなるような素晴らしいコンセプトが下敷きにある事業であると感じ、また、こうした現場を担当することができ自身にとっても大変勉強になりました。

久保

丸一仙翁社中①

丸一仙翁社中②

輝&輝①

輝&輝②