復活第二弾!

江東区文化センターの「日本の伝統楽器”知っ得!納得!”講座」……長唄三味線方・芳村伊十冶郎さんと進めた  6月24日の「弾き物篇」に引き続き、7月8日は「打ち物篇」。邦楽囃子方演奏家・福原百之助さんと、日本の打楽器…のご紹介。

本来は施設内、大研修室が会場でしたが、情勢を考慮してホールにて、ソーシャルディスタンス、マスク着用など感染症対策をとっての実施となりました。

日本の伝統楽器より、打楽器の位置づけと種類などの概要をお話した後、百之助さんを呼び込み、百之助さんと私とで邦楽囃子、四拍子の説明。そして小鼓、大鼓、太鼓、笛…いわゆる四拍子のご紹介。楽器をケースから取り出して組み立てつつ説明する百之助さんの、エピソードを交えつつも理路整然たる“話術”に感服。ほか、木魚、オルゴールなど黒御簾音楽で用いる諸楽器、口唱歌や記譜法、太鼓による儀式音楽などをご子息の福原遊馬さんと共に紹介していただきました。

弾き物篇・三味線の芳村伊十冶郎さんと同様、はじめて接する受講生の視線に立った、分かり易くも“伝えたい”という熱意のこもったお話しが印象的でした。

次回は7月22日(水)は尺八奏者・小湊昭尚さんをお招きしての吹き物篇です。