文化庁・文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)「打てや、囃せや、邦楽囃子!」

7月8日(木)、文化庁・令和3年度文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)「打てや、囃せや、邦楽囃子!」が、北海道別海町立別海中央小学校にて行われました。

本来ならば1ヶ月ほど前にワークショップを実施するのですが、新型コロナウイルスの状況を考慮し、今回は本公演のみの実施となりました。今年度最初の「打てや、囃せや、邦楽囃子!」でもあった本公演には、4、5、6年生の子どもたち総勢200名と先生方が参加されました。久しぶりの学校公演でしたが、ご担当の先生から細部に至るまで実現に向けてご尽力いただいたおかげで、

滞りなく準備を進めることができました。

開演早々から終演まで、子どもたちから拍手や手拍子が湧き起こったり、手を挙げるなどの反応がとても多く、全身で楽しさを表現する姿が印象的でした。私たちも元気いっぱいに盛り上がる子どもたちの姿から、改めて生演奏の大切さを実感することができました。

毎年さまざまな工夫を取り入れている若獅子会、去年の『紅蓮華』に続いて今年も子どもたちに馴染みのある『夜に駆ける』を篠笛の紹介とともに演奏くださいました。知っている曲に子どもたちも反応が良く、大反響でした。少しでもコロナ禍のストレス解消になったのではないでしょうか。

 
厳しい状況のなか、公演実現に向けて熱意をもって全力で取り組んで下さった小学校の皆さま、

出演者と舞台スタッフの皆さまに改めて感謝いたします。

                                      (久保記)