本日より9月5日まで…実施されることになった五輪期間中、池袋の東京芸術劇場アトリウムにて「芸劇サウンド・オアシス」が開催されます。
芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド…若手管楽器奏者の皆さんの演奏と、伝統芸能が代わるがわる出演します。
テーマを「ニッポンの楽器&音色」として展開しますが、
初日だけはお目出度く江戸太神楽・丸一仙翁社中をお招きしました。
丸一仙若さん仙馬さんによる「寿獅子舞」、「傘の曲」、丸一仙翁親方と丸一花仙さんによる
「撥の曲・組取り」は圧巻、そして花仙さんの「水雲井の曲」が披露されました。
本来の賑い創出が叶わず歯痒いところですが、折角頂いた機会ですので、
単なるイベントではなく、「文化事業」として何かが伝わるよう努めたく思っています。
日本の歴史、風土の中で形を変えながら受け継がれてきた数々の楽器、そして楽器が奏でる音色。人々に安らぎを与え、鼓舞しつつ、【日本の文化】を創り、彩り、そして支えてきました。
今こそ改めて、日本の楽器とその音色に注目し、その存在意義と価値を再認識する絶好の機会なのではないでしょうか。
厳しい状況が続きますが、感染防止対策に心がけて最終日まで務めたく思っています。
【出演】
丸一仙翁社中(江戸太神楽)、藤高理恵子(筑前琵琶)、小湊昭尚(尺八)、
小山豊(津軽三味線)、真鍋尚之(笙)、三浦元則(篳篥)、若獅子会(邦楽囃子)、
芳村伊十冶郎/杵屋正叡(長唄三味線)、あんみ通(津軽三味線)、チリカラ伍(邦楽囃子)、
木場大輔(胡弓)、雅楽三昧 中村さんち(笙/篳篥/龍笛)、五二三(尺八/箏)、
久保田晶子(薩摩琵琶)