弧の会 テアトルフォンテ公演

2021年9月23日(木)、横浜市泉区民センター・テアトルフォンテで、<日本舞踊家集団 弧の会>公演が実施されました。
8月中旬には、中止や延期も取り沙汰され、延期日程さえ検討した経緯があっただけに、無事に開催できて感無量でした。
 
開催に向けてご尽力下さったテアトルフォンテの皆さまへの感謝が述べられた後、
①「はじめ式」…コロナ禍の終息を願い、五穀豊穣、国土安穏などを祈って舞う“弧の会版三番叟”
②弧の会版レクデモ”オリジナル同曲異表現シリーズ”
  その1…紋付袴のみで「佃合方」に乗せて即興で男と女を表現し、「素踊り」を説明。
  その2…三流派の舞踊家が、長唄「七福神」を同時に踊り、「流派」の意味を説明。
③「月光」…滝廉太郎「荒城の月」のモチーフと言われる岡城の月をテーマに作曲、振付され、
      2019年12月、大分県竹田市の公共ホール・グランツ竹田で初演以来、初の再演。
 
日本舞踊の普及と新たな創造を目指す弧の会の工夫と熱意が一貫した構成でした。
公演を心待ちにしてくださっていた多くのお客様(客数50%で販売)には、“納得&満足”の日本舞踊公演として届いていることを心より願っています。