岡山芸術創造劇場ハレノワ、中劇場における、弧の会「コノカイズム」公演が無事終了しました。9月にグランドオープンし、現在開館事業が華々しく続いていますが、その一環としてお招きいただきました。
中国地方随一の規模とのこと。館内をご案内いただきましたが、大中小3つの劇場だけではなく、アートサロンやギャラリー、数多くの練習室などを備えた実に魅力的な施設でした。立て替えや改修などで“2024年問題”を抱えている東京…メンバーの発した言葉「新幹線に積んで東京に持って帰りたくなる劇場」には大いに共感を覚えました。
上演回数が80回を超える創作舞踊作品「御柱祭」、見せ場ごとに拍手をいただいたり、上演後に立ち上がるお客さまがいらっしゃったり…はありましたが、上演中に手拍子が起きたのは初めてでした。そんな客席の反応に呼応した弧の会も高熱量の踊りでお返しし、“晴れの国おかやま”ならではの明るく賑々しい公演となりました。
数多くの開館事業が続き超ご多忙にも関わらず、様々なリクエストにも丁寧にご対応下さったハレノワスタッフの皆さまには深く感謝申し上げる次第です。
キックオフしたばかりとは言え、なぜか“居場所感”を覚える劇場でした。地元の方々に愛される新たな文化芸術拠点としての定着と発展を心より祈念しています。
岡山芸術創造劇場 ハレノワ
「酒餅合戦」の舞台で、撒き餅と舞台に飾る酒樽にご協力いただいた地元の名店と酒造会社さまに感謝の記念写真
客席を通ってロビーでお客さまをお見送り