「語ってみよう!義太夫節!」(文化庁主催「
赤松小学校は6年生の児童、芦辺中学校は3年生の生徒が参加。
両校共広い体育館でしたが、十分に換気を行いました。主に指導にあたった竹本京之助、鶴澤賀寿はマウスシールド、参加する児童・生徒は間隔を取った上で全員がマスクを着用したままで声を出してもらいました。
ワークショップ開始時から、初めて触れる義太夫節に耳を傾けて集中しているようでした。
子供たちは、指導に対してその都度深くうなづいてレスポンスをするなど、“伝わっている!”様子が私たちスタッフにも伝わってきました。
義太夫節の一大特徴である誇張表現…特に“笑い”の話になると、子供たちからも自然と笑い声が漏れ、緊張感も程よくほぐれて楽しい雰囲気でした。
稽古の回数を重ねて行く内に、より大きな声を出そうと膝立ちになる子供たちも見られるなど、真剣で積極的に向き合っていることが感じられました。
仕上げの稽古の時は、その場にいた先生や私たちスタッフ全員が思わず拍手を送ってしまうような素晴らしい出来栄えでした。
両校とも感染症防止対策を取りながらの不自由な環境ではありましたが、子供たちは指導にあたった竹本京之助、鶴澤賀寿、鶴澤弥々の皆さんと交流もでき、本公演での再会を約束してお別れしました。