まるごと体験・ニッポンの音!

昨年9月6日に実施されるはずでしたが、この2月12日(木祝)に延期となり、主催者の江東区文化センター、参加予定アーティスト、そしてお客様も待望の中、実現の運びとなりました。

 

さりとて、通常の劇場やホールでの実施ではなく、施設内2箇所の空間に特設ステージを設営し、客席も椅子を並べての会場づくりでしたので、公文協の「感染防止に関するガイドライン」など、現段階の感染防止に関する基準に沿っているかどうかの判断が難しい現場となりました。

また、併せて「体験コーナー」も行う事が前提の企画なので、現在打ち出せる可能な限りの対策をとる必要がありました。

しかし主催の江東区文化センターとしては、対策を充分に講じた上で、こうした文化事業は実施

する意向であることを確認できたので、ブレる事なく準備を進めました。

内容も、短時間の中で伝統音楽を“楽器を切り口”にご紹介し、限られた人数にはなりましたが

「体験」にも参加していただくことができました。開始直後は会場全体に緊張感も漂っていましたが、コーナーを重ねるたびに雰囲気も和み、最後のフィナーレライブは大いに盛り上がりました。

 

当日は通常の何倍も、神経も労力も費やすことになりましたが、

快く協力して下さった出演アーティストの皆さん、運営を担って下さったアークシップの皆さんに深く感謝申し上げる次第です。

ひと月を経ても問題が起きた形跡もなく、ここに報告致します。