最近の記述ほか…ご紹介

①令和4年度 全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会 報告書

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文化庁・公益社団法人全国公立文化施設協会が主催する「令和4年度 全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会」が1月17日(火)~2月28日(火)、オンライン形式で行われました。
講師やモデレーターを仰せつかるのは、2017年、2020年に引き続き今回で3回目となります。
私が担当した講座名は、「〈伝統芸能〉事業展開のカギ…その文化政策的視点とは?─次世代への普及と地域振興に向けて─」というものでした。
現在「伝統芸能」は、歌舞伎ほか一部を除いて、興行として成立させることは困難な状況です。それゆえ文化事業として伝統芸能との取組が“ミッション”の一つである公共の劇場・音楽堂等(公共ホール)こそ、伝統芸能にとって最大のパートナーと言えるわけです。しかしながら現在、伝統芸能事業への取組は全国的に消極的です。その構造的な問題にメスを入れ、改善に向けた課題の共有を図らなければ、状況は変わりません。
今回の講義では、伝統芸能の価値を俯瞰的に再認識し、文化政策的な視点から「文化事業としての伝統芸能事業のあり方を見直す」という内容で、文化政策の専門家・綿江 彰禅さん((一社)芸術と創造 代表理事)を講師にお招きし、数値的検証も交えて展開しました。その報告書です。

②名取市文化会館 情報誌『文化の森』

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異ジャンルのコラボレーションによる新しい寄席のスタイルをお届けしてきた「新・名取寄席」。文化会館のスタッフの皆さまと共に企画制作に取り組んできましたが、3月4日に10回目の公演を実施しました。10年間の経緯と思いが文化会館の広報誌『文化の森』で紹介されています。

③神楽坂セッションハウス『Voice of SESSION HOUSE 2022』

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神楽坂にあるコンテンポラリーダンスの殿堂「セッションハウス」。2021年より『神楽坂まち舞台・大江戸めぐり』に参加いただいています。そのレジデンスカンパニーで振付家・伊藤直子さんが主宰される〈マドモアゼル・シネマ〉の皆さんと邦楽演奏家とのコラボレーションが継続中です。そのご縁で、セッションハウスの『Voice of SESSION HOUSE 2022』に、コラボレーションについての一文をご掲載いただきました。